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『…………っ。』
重苦しい空気。
沖田さんはやっぱり
私に怒っているんだと気付いた。
『別に謝る必要はないんじゃない。』
沖田さんが言葉を紡ぐ。
『君がどんなに無茶しようと死ぬことはないんだし。』
『…………。』
沖田さんは相変わらず
空を見上げたままだった。
私は…
この時代では死ぬことはない
それに髪は銀色に染まり
瞳は紅色に輝き、人を斬った…
得体の知れない存在…
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