第8章 #2

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『…すみませんでした…』 頭を下げたというより 俯いたようになってしまった。 『…………。』 今まで見たことない沖田さん。 いつもは意地悪ばかり言って 無邪気に笑っていたのに 今は違う。 すごく遠くに感じる。 『…すみません…』 『うるさいなぁ。』 私の言葉を遮った。 『謝る必要はないし、その言葉あと何回言うつもり?』 『…っ。』 再び私に視線を移した沖田さんは ひどく険しい表情をしていた。 .
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