第16章 #2

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第16章 #2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『…っく。』 わかってる。 誰も悪くないし 私が甘ったれなことくらい。 『…っく。…うぅっ。』 だけど寂しいじゃない。 なんで、どうして 離れなきゃいけないの? あんなに楽しそうにしてたのに… いつもみんな一緒だったのに… 『…ぅわぁぁあんっ!』 嗚咽も抑えきれずに 私は一人、部屋で声をあげて泣いた。 .
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