第20章 #3

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ーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーガッ! 『滅多なこと言ってんじゃねえぞ!』 今度は左之さんが沖田さんの襟首を掴む。 『お前がそんなだから言えるもんも言えなくなるんだろうが!』 左之さんの怒鳴り声も 悲鳴に聞こえる… 『………っ。』 みんなが悲鳴をあげている。 私が歴史を変えてしまったせいで。 私が護れなかったせいで。 『……っ。』 私のせいで… ーーーーーカチャ… 『…なっ。』 『おい、ビビちゃんっ。』 『……っ。』 私はゆっくりと刀を鞘から抜いた。 .
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