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『…約束、しましたよね。』
私が口を開くとみんなの視線が私に集まる。
『全てに疲れたら私が貴方を斬ります…。』
刀を持つ手に力を込める。
『…近藤さんの意思も受け継がずに全てを終わりにしますか?』
『………っ。』
みんな静かだった。
『…これが私の覚悟。責任とケジメです。』
真っ直ぐに沖田さんの目を見つめた。
沖田さんを鬼へと導いた私の責任。
近藤さんのいない世界を何百年と
生きていくことが苦痛だというなら
私が終わらせてあげないといけない。
そう思った…
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