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最終章 #2
歴史を変えてしまった後の世界でも
新撰組の名前は消えることはなかった。
史実上では、新撰組はあの会津での戦で
戦死したことになっている。
そして、明治を迎えたこの国を
治めたのは高杉さんが居た長州藩だった。
鬼の存在は極秘扱いとなり
代々、この国の統治者にだけ
その存在が明かされるらしい。
この147年間で長州出身の統治者が
多いのはそのためだろうと
土方さんが言っていた。
今でもこの国には私たち以外にも
鬼は存在し、人知れず暮らしている。
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