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手足と首についている鎖を無理矢理外して雑魚を殺して外へでる。
久しぶりの外は満月の光に照らされて幻想的だった。
「シュル・・・。どこにいるんだよ。」
俺はどうしたらいいですか?1人になった俺は・・・。
死ねない。仲間もいない。・・・。
血を流すことよりもこんなに辛いなんて・・・。
俺は宛もなくひたすら捕まっていた組織の所から遠ざかった。
血を流しすぎて貧血だからなのだろうか・・・。
体が思うように動かない。
「マズっ!!!」
目の前にあった突然でてきた大きなビルを飛び越せなくて体当たりしてしまった。
ガッシャーーンーーー。
やばい、体が動かない。
眠い・・・。
「なっなんだ!?」
誰かの声がする。
俺は誰かが近づいてくる気配を感じながら意識を手放した。
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