プロローグ

2/3
前へ
/27ページ
次へ
激しい雷雨が降り注ぎ 何度も光っては轟く雷が この世の唯一の明かりであった 人々は願う どうかこの闇を払い光を、と 世界は闇に包まれていた どれくらいの時がたったのか、 1分か1時間か、 天が2つに割れ開いた隙間から 光が差し込む その光は満ち溢れていた 優しさに、幸せに、愛情に 闇を払う希望のように
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加