撫子

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双子「ねえねえ、じゃー俺の名前知ってる?」 そうやって顔を近づけてきたのは俺ぐらいの身長で髪がハニーブラウン色、カラコンであろう片目青色の双子(1人)。 兄だろうか・・・弟だろうか・・・ しかも名前も知らないし 双子(青い目)「・・・全然知らないっていう顔だね!俺は兄の羽染葵(はぞめ あおい)。そっちにいるのが弟の紅(こう)って言うの。よろし「よろしくなんてしねぇーよ!!」えっ・・・」 黒髪、片目赤色の紅と言う双子の弟が急に叫んだ。 葵「紅?・・・急にどうしたの?」 紅「どうしたもこうしたもねぇーよ!みんながどうしたんだよ!?咲闇ってやつが現れただけでなんで・・・・・・・・・クソッ・・・」 紅は下を向きながら俺を睨んだ。 紅「そんなに咲闇ってやつがいいのかよ!葵!・・・咲闇の噂を葵から聞いててめっちゃすごい人だと思ってたけど、実際は身長の低い学校1の嫌われ者じゃねーかよ!なんでだよ・・・・」 めっちゃ俺、侮辱されてるじゃん・・・。 身長低くて悪かったな! 葵「・・・紅」 紅「・・・もういいよ」 そういって紅は食堂から出ていった。 と・・・同時にザワザワする生徒たち。 『葵様と紅様が喧嘩!?』 『いつもはすごく仲良しなのに・・・』
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