撫子

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siby咲 21時前。 俺はある人に会うために外出していた。 いつぶりだろうか。 高校生になってすぐに1回会ったきりかもしれない。 今何してるんだろう。 いつもと変わらずぐだぐたしながらも仕事してるのだろうか。 あいつはなにかと世話好きだからな・・・。 街の中のひっそりとした見慣れた交番。 咲「・・・あのーすみません。どなたかいらっしゃいますか??」 ・・・・・・あれ?誰もないのか?? ??「咲!!!!「うわっ!!」」 後ろから急に誰かが抱きしめてきてびっくりした。 抱きしめてきたのは180cm程の黒髪の青年。 この声、この臭い、この顔。 一年前と変わらない柿原直(かきはら なお)だ。
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