一話 SVERUS・ONLINE ー光の剣ー

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--視界がブラックアウトするとともに、身体のあらゆる感覚がなくなった。  しばらく経つと視界が段々と明るくなってきて、眩い光とともにSVERUS・ONLINEの文字が浮かび上がる。  僕の身体も暗闇の仮想空間の中で浮遊している。               【PLAY】 or 【DIE】 ?  ん? DIE……? ダイって確か和訳で死ぬって意味だよね?  SVERUS・ONLINEのタイトルのすぐ下に新たに浮かび上がってきたプレイorダイの二つの選択肢。  DIEの三文字に一瞬疑問が生じたものの、僕は早くプレイしたい一心から選択肢の意味を深く考えず、PLAYの文字を選択した。  多分、ゲームを終了させますかっていうのにちょっとユーモアな演出を付けただけなんだろうと解釈してる間にまた視界が変わる。  今度は、視界一面に現実では見られない広大な森や、雲を突き抜けそびえ立つ山々、空には大地が浮遊している。  そのファンタジーな世界観に見とれていると、目の前に青色のゲームウィンドウが現れた。 [この度はSEVERUS・ONLINEの世界へお越し頂きありがとうございます]  ゲームウィンドウに文字が浮かび上がるとともに、どこからともなく女性の音声が流れ始める。
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