意外な君の

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まず、普通に考えて この子はまだちびっ子だぞ。 恋愛対象にはないし、ましてや付き合うだなんておかしすぎる。 私が高校一年生だということ知らないのか。 「あのね善くん。 善くんは何歳?」 「11歳。 小6」 「11歳? 、、、とは私付き合えないよ?」 ませすぎでしょこの小学生 高一に付き合って、なんて言うんだ。 「どうして付き合えないの?」 「いや、年齢的にも、ね?」 すると善くんは、さっきよりももっと悲しい表情で 「お姉さん、 年齢なんて気にするんだ。」 持っていたお菓子を握りしめて 出口へと向かっていった どうしてかな、なんだか複雑な気持ちになってしまった。 善くんの言ったこと、あんな表情で言われて、忘れられる訳がない。 そんな私と彼の、これから先の物語
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