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「松永さ~ん、 6号レジ入ってね~」
「はーい!」
今日も学校からのバイト。
でもなんか今日はバイトしたくない。
「善くん来るかな~」もう、私が振っちゃったから来ないかな
なんかそれはそれで嫌だな。不思議な気持ち
そのまま2時間ぐらいレジを続けてて、ようやくお客さんが途絶えるようになってきた。
「松永ちゃん、今日は特売だから多いね~」
サービス、という名のお箸やレジ袋の補充時間に、各レジの不足分を配布しに来たパートの小山さん。
「あ、あの子来てたわよ~
あの男の子」
小山さんと話すときは、いつも〝あの男の子〟の話
「お姉さん、 来た!」
笑顔の善くん
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