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「お姉さん、 下の名前なに?」
「松永 里美(さとみ)だけど、、」
「里美! 里美にしよっ」
どうやらいきなり呼び捨てらしい(笑)
「 善のこと、いつになったら好きになってくれる?」
なんだほんと、 まっすぐ見つめる
まんまるな瞳
かわいい、、けど
「ん~ まあ、善くんが大きくなってからだね~」
笑顔でそう言った。
そういうしかないでしょ
「じゃ、大きくなっても俺里美とずっと一緒にいるね」
小学生とは思えない言葉を言い放って出て行った
.....。 まったく、、
「ねぇ~、お母さん、行かないよ私。すっぴんだし」
「すぐ近くのご挨拶に行くだけじゃないの~ ほら、早く」
「ご挨拶って、引っ越してきたのあっちなんだから、あっちからしに来るでしょ」
「昨日仲良くなったのよー、古谷さんってお宅なんだけど、息子さんもすごくイケメンよ。」
「イケメン?!いく!!!」
イケメンに食いつく私
気持ち悪いけど、ちょっと気になるんだから仕方ない。
・・・でも、人と付き合うのは、もう絶対したくないんだけど。
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