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ため息をつくと安藤は珍しく真剣な面持ちをした
「今はお前に柚ちゃんがラブだからいいけど、そのうちいい男がでてきたらとられちゃうぞ?いいのか?」
「うーん…」
俺が3秒考えた結論…
「あいつが幸せならいいんじゃね?」
安藤は一瞬驚いた顔をしたがすぐに朗笑する
「お前っていいやつだな」
「当たり前だろ?俺は意外に優しいんだよ」
軽く笑いながら俺は言った
キーンコーンカーンコーン
「はい、じゃあ授業始めるわよ!」
授業の始まりを告げる無慈悲なチャイムが鳴った
「はぁ、だる…」
この時これからもっと面倒くさい事が起こることを俺は考えてもいなかった
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