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このまま、私は罪悪感を抱きながらずっと生きていくのかな。
稜介ごめんねってずっと思い続けるのかな……。
目頭をおさえる。……やばい、泣きそう。
“コンコン”
……ちょっと、泣いてる顔の時に、お母さんタイミング悪い!
あわてて目元をティッシュでぬぐう。
「はーい。入っていいよー」
「あ、ハイ。お邪魔しますね」
部屋のドアじゃなくて、窓が開いた。
「こんばんは。夜分遅くにすみません」
「……こんばんは」
窓から知らない男の人がひょっこり顔を出した。
……思わず挨拶をしてしまった。
誰だよ。お母さんじゃないじゃん。ていうかマンションの10階の窓からおいでになるとか何者だよ。窓からこんばんはとか新しすぎてついていけないよ。
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