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あれから、彼女は学校に来なくなった。 僕は彼女の事を聞きに、職員室へと足を運んだ。
失礼します、とノックを入室した僕に、担任の先生が声をかけた。
「篠崎、どうした?」
「先生。 宮園さんは、どうしたんですか?」
「……宮園か」
先生は歯切れが悪そうに言い、頭をかいた。
「入院してるんですか?」
「ん~……クラスの皆には言うなよ。 宮園は今、入院している」
やはりそうかと、僕は思い、先生に詰め寄った。
「どこか悪いんですか? どこの病院ですか?」
先生に無理やり聞きだし、僕は病院へと向かった。
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