ゆうみ'S黒歴史

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「うぴょおおおおっ」  ゆうみに頭突きされた衝撃で、貴也はイケメンが台無しになる奇妙な叫び声を上げ、テーブルに顔面をぶつけ、にぶい音を立てた。  「は、はは萩原君!大丈夫かい?」  茂野課長がいつもの早口を更に高速にして叫ぶ。 「お――っ!ゆうみの反撃~決まった――!   ドゥルドゥルドゥル……」  昌美は、いつの間にか泥酔していた。  テーブルに突っ伏したままの貴也の背中をバーンと殴り、狂喜する。 「ちょ、丸谷さんてば何をしてんですかっ!  萩原さんっ!しっかり!」  大池が慌てて昌美の腕を引っ張り貴也からひっぺがそうとするが、二人は折り重なって畳に倒れ込んでしまった。
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