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俺は毎年、独りで桜を眺めていた。
一緒に花見をする友達なんか誰も居なかった。
いや、俺には友達が誰も居なかったのだ。
だけど、今年は…春馬が隣にいる。
それは…桜色パンツからの、衝撃的な出逢いだったけれど。
俺はもう…独りじゃない。
「桜…綺麗ですね」
「…そうだな。まぁ…お前のパンツには劣るけどな」
「ちょっ…せ…せんぱい!?////」
「アハハッ」
今年の桜は一段と美しく…そして、優しく微笑んでいる様に見えた。
―おしまい―
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