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綻びから生まれる世界
【リクエスト/裏社会】
最初は小さな綻びだった
光の世界の隙間にできた
ほんの小さな綻び
それはいつしか
肥大してゆき
光の世界を
脅かすようになった
時に矜持を持ち
光の世界を守る者がいれば
時に闇に染まり
綻びの世界すら
滅ぼそうとする者もいた
両者は分かり合うことはなく
互いにぶつかり合い
時に大きな争いへと
発展してゆく
光の世界を巻き込み
闇の世界を震撼させ
大きな渦を巻き起こす
綻びはやがて
大きな亀裂となり
そこに生きるものを
激動へと導き
『裏世界』を作り上げる
実はこの詩を書く前の予定としては、小説を書く予定だったようです。
かなり昔のことすぎてよく覚えていませんが、死んだ魂を導く人を取り巻く裏社会の小説を書く予定だったとか。しかも長くなりそうだから断念したとか(笑)
そっち書けよって話ですよね。
いつか書ければ見せたいですって、いつ見せるんだって話ですからね。
でも、ちょっと書きたい気はする。このときとは違う話になりそうだけど。
笹霜さんの小説に出演していた祥雲さんのキャラクター鉋蒼次くんが気に入って、原作まで追いかけていった経緯がありまして。
異能を盛り込んだ、裏社会の詩になったようですが、コレ盛り込めているのでしょうか。
謎に満ちていますね(笑)
小さな綻びが肥大して大きな争いになっていく…。
そんなイメージで書かせてもらいました。
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