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「えっ? あぁ、まぁ、そうですね。なんか女の子って、パワフルですよね」
「ああ。正直、俺の想像を遥かに超えてたな、ヤツら」
そして彼は、ひどく深い溜息をひとつついて、しみじみとした様子で続ける。
「さすがにさ、妹ひとりだけの時は、
あそこまでマセても、ハッチャケてもないんだけどな。
でもなんかさぁ、女って、あんな小さい内から女なんだなぁって、
ちょっと言葉になんねぇな、俺」
しかし、同じ女の私としては苦笑を返すしかない。
「まぁ、女は口から生まれるとも言いますから。
でも、年が離れてるって言われてましたけど、
こんなに、妹さんが小さいとは思いませんでした」
「ん? あぁ、アイツとは異母きょうだいなんだ」
えっ……。
瞬時に固まると同時に、「しまった」と心の声が呟いた。
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