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あの、殺していいですか?
「これじゃ義理切りじゃん!」
阿野に馬鹿にされた。
「うっせーな!グロい小説大賞んときだって、グロいの書いたらクレームつけやがって!」
俺のストレスは急上昇だ!何が重犯失態だ!
俺が何をしたっての?
それをゆーなら!重版失態だろ!?え?違う!?
ジュルジュルチキンラーメン啜ってたら、阿野に「ヌードルハラスメントやめろよ!」ってキレられた!ギリギリ、歯軋り!キリキリ、胃が痛む。
パワハラ、セクハラ、モラハラ…………何でもハラスメントになっちまう!
キレさせた側にだって落ち度があんだよ!
「それって工藤ちゃんのことじゃん!」
阿野に後ろから頭を叩かれた。
「いてーな!禿げるだろ?」
「ジュルジュルジュルジュル、あんときの音みたいからやめてくれよ?」
「あの、あんときの音って?」
「あんときだよ、夜の営みのときの…………工藤ちゃん」
「ハハハハハハハッ!阿野、バカじゃね?笛ラムネ?」
「セクハラやめてくれますぅ?」
殺し愛!
俺は阿野を拳銃で撃ち殺した。
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