第十一章 お家に帰りたーい!

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なにか黒い物体が俺の目の前を横切り、比嘉先輩の脇腹を直撃していった……うん、俺は何も見てない! あはははははは、なんか凄いものおとがしたなぁ!!知らないけど!!!!!! なんて逃げることもできず 「おいてめぇ!!!!何してくれてンのよ!!!メイク落ちたらどうすんのよ!!!!!!」 「あ?んなけばけばしいメイクしてもブスはブスだろうが!!!!!!」 副会長辛辣ぅ、比嘉先輩女でてるよぉ さっきの黒い物体は副会長の飛び蹴りだったようですね……南無三 あっという間に修羅場とかしたよここ…… うぇい誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇ……うん、誰もいないね! 「あのぉ先輩?」 「「なんだ!!??」」 目が怖いよ?え?俺ここで終わり?まだ王道学園見てないのに? こうなったら必殺!!! 「先輩、はやくいきましょう?」 シャツの袖口を少し引っ張って上目遣いでおねだり攻撃だ!!!
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