第二章 王道転校生

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「何だってッッッッ!!!」 「誰が制裁されたんだ!?」 俺の親衛隊長こと柴田犬斗(しばたけんと)君は可愛い。まるで名前の通り柴犬のようなのだ。 しかも、生徒会親衛隊の総長であるため、学校の裏のトップなのだ((ドヤー 「雄輔様、大丈夫ですか?」 「気にするな、ただ妄想しているだけだ。」 「違う、説明しているだけ!!!」 「雄輔様、素がでていらっしゃいますよ?」 やばっ、すいません。 まぁ、趣味はバレてないから良いよな? 「良くないからな。まともな生活を送りたいなら黙ってろ。」 「はい。でも、柴ちゃんの前では素でいいでしょ?」 別に、明臣のため息はいらないよ? でも、なんか柴ちゃんが照れてるのはキャワイイッッッッ!!! そう思ってついつい、柴ちゃんの頭を撫でると顔が真っ赤になっちゃた。 うん、キャワイイッッッッ!!! 「あ、あの制裁されたのは、昨日の転校生です。」 「早くないか?」 「はい、ですが生徒会を虜にした、ということで親衛隊の可能性もありますし、親衛隊以外が動いている可能性もあります。」 「そうか。」 でも、誰が犯人かはわからないか……。 「申し訳ありません。生徒会親衛隊長として、未然に防げず。僕の力不足です。」 「柴ちゃんのせいじゃない。泣かないで。」 柴ちゃんを泣かせたやつめ、まっろてろよ。 制裁をしたことを後悔させてやる!!!
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