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グレイは周りに広がる色付いた水滴を舌で拭うと白い丘の裂目を舌先で割って入った。
奥に潜む突起をグレイは唇で探る。
それはツンとした固さでグレイの舌に応え、グレイが舌先で巻き込むように突起をこねるとルナは堪らずに甘い吐息を漏らしていた。
「あうっ……っ…」
じっくり…
ゆっくりと……
何度もそこだけを味わうように愛撫する。
ルナがかすれた喘ぎを漏らし下腹部に圧がかかると、その度に赤い雫はワイン色の水面にポタポタと滴り水音を奏でた。
快感で身をよじるルナの躰がぐらつく。
鉄製の蔓はさらに上にルナを引っ張り上げ、天井から吊されたルナの手首は赤く悲鳴を上げていた。
グレイは床にまったく脚の届かなくなったルナの両腿を軽く持ち上げる。
そして肩に担いだ。
グレイの顔を跨ぐようにして目の前に赤い割れ目がぱっくりと開かれる。
そこはグレイの舌を今かと待ち構えているように呼吸をしていた。
グレイはその淫唇に熱い唇で喰らい付いた。
激しく吸われ、ルナの躰が痙攣にも似た痺れを起こす。
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