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女の子は受け取った100円を目の前でかざしながら不思議そうに見ていたが急に口にそれをいれた。
すると急に咳き込みはじめた。
「あ どうした。」
100円が喉に詰まったらしい。
女の子は激しく咳き込むが、100円玉はでなかった。
どんどん咳き込みはひどくなり苦しみだした。
「ちょっと 大きく口を開けろ」
俺はこの子の口を大きく開けさせて中を見た。
100円玉は見えない。
手を入れようにも俺の手は大きすぎる上にもう中に落ち込んでしまったようだ。
「救急車 呼ばんと電話だ。兄ちゃん。」
じいさんの声に慌てて携帯で119を打ち救急車を呼んだ。
五分くらいで公園に来た救急車に男の子と一緒に乗り込んだ。
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