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その後も義元さんがなかなか帰してくれなくて元信様と一緒に用意された屋敷に戻るまで休まるところがなくて大変でした。
「刹那も義元様に気に入られて大変だな。」
「確かに色々とお話が続いて大変ではありますが、これも殿のためと思い耐えております。」
「刹那、私はお前のことを信用しておる。これからも松平のため、私のために働いてくれ。」
元信様はそう言って頭を下げてくれた。それを見て、こうゆう人だから天下が取れたんだろうなと思ったよ。
それから元信様に領内のことで何かあれば内政に関しては刹那に任せるから好きにしてくれと言われたんだけど、絶対元信様が瀬名さんといちゃいちゃする時間を多く作りたいから任せてるだけだろって感じだったよね。
しかも、元信様がほかの家臣の前でもそんなこと言ったから忠次さんのご機嫌取り大変だったよ。
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