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「総理、お時間です。」
「わかった。」
刹那を乗せた車が会談の会場に向かっている時、ふらふらっと赤信号を渡っていこうとする女の子がいた。
「あぶないっ。」
刹那はそう言うとすぐに車から降りその女の子の元に向かった。
女の子が道路に出た時、一台の車が向かってきた。
周りで見ていた人たちが息を飲み、車と女の子がぶつかりそうになった時、刹那が女の子を抱きしめて自分の体を車と女の子の間に入れた
周りにいる人たちの悲鳴と車から降りてきたのであろう秘書の刹那を呼ぶ声が刹那に聞こえたところで刹那の目の前は真っ白になった。
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