episode1

4/11
15人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
少し落胆しつつ、挨拶を交わした。 「初めまして、篠原です。宜しくお願いします」 「中田と申します。こちらこそ、宜しくお願いします。ウチの店に君みたいな子が来てくれると嬉しいな」 なんだかオーナーなのに腰が低いな 「さぁ、堅苦しい挨拶は終わり!とりあえずアバウトに説明するね」 挨拶を黙って見てたイケメンが仕切り、次々と説明を始める。 ディナーは17時から24時 アイドルタイムにランチからディナーへの移行準備をするから、出勤は16時に 最初の3ヶ月はバイトとして働いて、 続けられそうなら正社員になってほしい。 それから1時間ほど、どのような店か、バーテンダーとは、などの話を聞き流した。 「……と言う事なんだけど、どう?俺は出来れば来てほしいな」 「……はい、宜しくお願いします」 その後、すぐに今の店を辞め 顔合わせから1週間後には、この店へ移った。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!