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「知ってたわよ!!それが何!?」
ライアは目を吊り上げ、教卓を叩いた。
「…なんで教えてくれなかったんですか?」
「あなたにそれを教える義務なんてないの!!」
「なんでですか!?」
リアンは初めてライアに食って掛かった。
「先生に歯向かうんじゃありません!!こっちにきなさい!!」
ライアは右手を振りかざし叫んだ。
「…逃げろ!!」
その時ドニーは、リアンの手を取った。
そしてリアンは手を引かれるまま、教室から出て行った。
「…あぶなかったな」
秘密基地に着いたドニーは、肩で息をしながら言った。
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