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「僕行ってこようか?」
「…車がないと遠いぞ……でもなあの酒がないとな…頼んでいいか?」
「…あのお酒ってあのお酒だよね…うん!買ってくる!」
リアンは地図と代金を貰い、ジャンをベッドに寝かせると、隣町にある酒屋へと向かった。
ジャンの車で何度も行った事がある店だ。
迷うはずはない。
リアンはそう思った。
しかし車だと三十分程で着く場所なのに、歩くとこんなに遠いのか。
歩き始めて一時間、まだ半分も来ていなかったリアンは思った。
しかしなんとか酒屋に着いたリアンは、例のあの酒を手に、帰り道を急いだ。
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