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第〇章 都市異変
時は20XX年
現在日本は第二回目の高度経済成長を迎えかなりの発展を遂げていた。自動で走るようになった車や、電車もかなりの改良が施されていた。
しかし、ある年日本は変わってしまう。
そう、忘れもしないあの日、俺の日常が変わった。
20XX年 四月 十五日
俺の名前は神林 優人と言う。
自分で言うのも難だが一般の高校生である。
友人は程々にいて、先生や家族ともうまくやっていただろう。だからこそ、この世界に異存は無いのだがやりたいこともまだ沢山ある。
そして、俺は今日もいつも通りに学校へと向かっていたのだった。本当にいつもと変わらぬ道だった。
近所のおじさん達が挨拶をしてくれたり、子猫が塀の上で鳴いていたり、本当にいつも通りの日常だった。
だがそんな時空から隕石らしき存在の物が都市の中央へと落ちた。
(何だあれ、よく見えなかったが、かなり大きいのが落ちたぞ。)
すると何やら雲行きが悪くなって来た。
現在俺は校門前にいたのだが、学校内から校長先生が息を切らせながら走ってきた。
「生徒の皆さん今すぐ地下の方へと逃げて下さい。」
と告げた。
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