崎田智之編

18/18
6644人が本棚に入れています
本棚に追加
/59ページ
*読者の皆さま* 暗くおどろおどろしいものを、すみません… そしてお付き合いいただき、ありがとうございます! 歪んだ心理を暴き出していますが、これは私にとって悪役賛歌といいますか、主役以上の感謝と愛情を込めて書いています。 自分の弱さを自覚しているゆえの悲哀。 自滅していく姿が私はとても人間らしくて善良だなと思ってしまい、こうしてついつい悪役編を書いてしまうんです。明日を迎える彼らにエールを。 戸川や紗衣は主人公なので現実以上であることは致し方ないとして、では実際に戸川のような男をライバルに持ってしまったら現実の男はどうなるのかと考えたら、崎田みたいになってしまうのでは…。 だからいつも崎田ごめんねと謝っています。 崎田を善良と言ったのは、煮ても焼いても食えない精神性の人間は意外とそこら中にいて、汚く立ち回りながら正義感の強い顔であったり罪のない子羊のような顔を装っていたりします。それに比べたら崎田も渡辺も唯も可愛いじゃないかなと……(誰も賛成しなさそうw) 上記のような人間は小説キャラにはしたくないですが、「罪のない顔を装う」ところにヒントをもらい、美化に美化を重ねてヒーローにしたキャラはいます。おわかりでしょうか! 「バカの顔を装う」なら相原ですね(笑) 一つ、戸川より崎田の方に軍配が上がるだろうなと思うのは、たぶん小説を書かせたら崎田の方が上手く書けるのでは! 戸川も最後はポエマーになりましたがw(紗衣限定) 開始してしまったので、もうどんづまりまで、唯と渡辺まで書いて悪役コンプリートを目指します。 みなさま、寛大にお付き合いいただき、ありがとうございます。 皆様には胸糞悪いかと思いますが(笑)作者愛をこめ、明日からは小野寺唯編です。
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!