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10分くらい喧嘩をしていると、それを見かねた
キジとかいう輩がやってきて、
「君たちは、近くに並んでいるから、喧嘩になるんだ。僕が間に入ってあげるよ。」
「猿くんが前にいって、僕が真ん中に入り、犬くんが僕の後ろに並べば喧嘩にならないよ。」
と言われ、後から来たキジに
順番を越されてしまった。
「こいつが、私に喧嘩を売らなければ、僕は、キジに順番を順番を抜かされなかった。こいつを連れていってはならない!」
「それ、恨む相手間違えているよ!猿君は何にも悪くないよ。まず、悪いのは順番抜かしのキジで、次に悪いのは犬。君だよ!」
「桃太郎!こいつのかたを持とうっていうのか?」
「君が喧嘩を売られたくらいで、手を出すからだよ。」
「君たちの仲直りもかねてさあ。猿君。一緒に鬼退治に行こうよ!」
「ははっ。ありがたきお言葉。」
「犬、仲直りの印にこれでもやるよ。」
と言って猿が犬に投げたのは、マタタビ。
「お前なあ~!マタタビは猫が好きなやつだ~。」
こうして、2人目の仲間は、
【猿】に決まったのであった。
このとき、ネズミは、猿の持っていたバナナを
そっと盗んでその場を離れていたが、
誰も気づかなかったのであった。
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