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「きびだんごもあと1つになってしまったけど。あと一人は仲間がほしいなあ。」
「せっかく、猿と犬が揃ったんだから、あとはキジ君が欲しいなあ。饅頭屋で割り込みをした。その3匹が揃ったら面白そうだな。」
「全然面白くないワン。」
「お前よりか、頭は頭は切れると思う。桃太郎さん名案です。素晴らしい考えの持ち主。」
「いや~。猿とは話をしていても気持ちがいいねえ。どこかの犬とは違って。犬は僕のことを誉めてくれないし。」
猿は桃太郎に見えない位置から犬に向けて
ピースサインをする。
「この猿め~。」
犬は猿を睨みつける。
「何だい?やるのかおい!やるのかおい!」
猿はファイティングポーズを取った。
「望むところだワン。」
「おいおいおいおい、喧嘩はやめろよ。」
「やっぱ、一時的とはいえ、この二人の喧嘩を止めたキジ君は仲間にするしかないな。」
「よし、キジ君を探そう!」
桃太郎たちはキジを探すことにした。
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