5話

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「きびだんごもあと1つになってしまったけど。あと一人は仲間がほしいなあ。」 「せっかく、猿と犬が揃ったんだから、あとはキジ君が欲しいなあ。饅頭屋で割り込みをした。その3匹が揃ったら面白そうだな。」 「全然面白くないワン。」 「お前よりか、頭は頭は切れると思う。桃太郎さん名案です。素晴らしい考えの持ち主。」 「いや~。猿とは話をしていても気持ちがいいねえ。どこかの犬とは違って。犬は僕のことを誉めてくれないし。」 猿は桃太郎に見えない位置から犬に向けて ピースサインをする。 「この猿め~。」 犬は猿を睨みつける。 「何だい?やるのかおい!やるのかおい!」 猿はファイティングポーズを取った。 「望むところだワン。」 「おいおいおいおい、喧嘩はやめろよ。」 「やっぱ、一時的とはいえ、この二人の喧嘩を止めたキジ君は仲間にするしかないな。」 「よし、キジ君を探そう!」 桃太郎たちはキジを探すことにした。
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