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あたし達は再びｹﾝﾀｳﾛｽのｼｭｳﾞｧﾙさんの
馬の背中に乗った
魔王ｻﾀﾝ
「よし…立ち話が長くなってしまった
ｼｭｳﾞｧﾙ、悪魔街(ﾃﾞﾋﾞﾙｽﾞﾀｳﾝ)まで頼む」
ｼｭｳﾞｧﾙさんは頷いた
ｼｭｳﾞｧﾙ・ｼｬﾝﾃｨｰ
「分かった…任せてくれ」
ｼｭｳﾞｧﾙさんは馬の前足を軽くあげると
魔女街(ｳｨｯﾁﾀｳﾝ)の出入り口に向かって走った
ﾍﾚﾅｲﾄﾒｱ・ｻﾀﾝJr.
(弟)
「母上…父上、さっきあのヤバそうな
占い師となんの話をしてたんですか…？」
ﾍﾚﾅｲﾄﾒｱがあたし達に振り向く
あたし
(魅咲 碧李亞)
「たいした話じゃないのよ
つまらない話よ？」
ﾍﾚﾅｲﾄﾒｱは口を尖らせた
魔王ｻﾀﾝ
「ﾍﾚﾅｲﾄﾒｱ…お前にもそのうち
わかる日が来る…
私みたいになるなよ」
ﾍﾚﾅｲﾄﾒｱは首を傾げた…
ﾍﾙﾀﾞｰｸｽ・ｻﾀﾝJr.
(兄)
「私は貴方みたいになりたいです、父上！」
ｻﾀﾝ様が苦笑を浮かべた
魔王ｻﾀﾝ
「お前は私に似てきてるからな
将来が心配だ…」
ﾍﾙﾀﾞｰｸｽは軽く振り向いた
ﾍﾙﾀﾞｰｸｽ・ｻﾀﾝJr.
(兄)
「それは、私をほめてるんですか？父上」
あたしはつい苦笑を浮かべてしまった…
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