第3章

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泉はそっと扉を開けた、 目の前には病衣を着た高瀬がベッドの上で 窓から見える風景を眺めていた はっきりと確認出来ないが頬が痩せ細り いつもの高瀬とは全く違う表情の暗さに ただ立ち尽くす事しか出来なかった… 誰かの気配に気づいて ふと振り向いた 高瀬「雨宮さん?どうして……」 泉「高瀬先生 その」 沈黙が続くと高瀬は微笑んで手招きをする 高瀬「とりあえず入ったら…」 泉「はい、」 中へ入ると静かに扉を閉めた……
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