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泉はそっと扉を開けた、
目の前には病衣を着た高瀬がベッドの上で
窓から見える風景を眺めていた
はっきりと確認出来ないが頬が痩せ細り
いつもの高瀬とは全く違う表情の暗さに
ただ立ち尽くす事しか出来なかった…
誰かの気配に気づいて ふと振り向いた
高瀬「雨宮さん?どうして……」
泉「高瀬先生 その」
沈黙が続くと高瀬は微笑んで手招きをする
高瀬「とりあえず入ったら…」
泉「はい、」
中へ入ると静かに扉を閉めた……
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