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5限の英語は普段取るはずだった睡眠時間の代用としてぐっすり寝ていた。そして、終了のチャイムと同時に僕は目を覚ました。トイレに行こうと立ち上がった時、後ろから声をかけられた。
「ねえ、ちょっといいですか？」
僕は後ろを向き声の主を見つけると、その声の主が僕とは正反対の人だと瞬時に理解した。
「どうかしたか？委員長」
僕の後ろにいたのはこのクラスの委員長で名前は……知らない。だが、このクラスの委員長だと言うことぐらい知ってる。そんな委員長が僕に何のようなんだ？授業中寝てたことを叱りにでもきたか。
「私、委員長として言いたい事があるの」
委員長はいつになく弱気で、心なしか俯いている。今日の委員長はらしくないな何かあったのだろうか？それを訊いてみるか……
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