夢のような現実

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ここまではいいですか?問う 「ああ」 「では続けますが、基本一人一属性なのは魔力血が二つの波長を持つと流れがおかしくなったり内蔵に害を犯すため、産まれる前に死んでしまう だから二属性持ちは相当すごいものなんです ですが実は魔力血っていうのは、産まれてすぐには流れてないんです 人にもよりますが大体5、6歳ですね そこら辺になると魔力の心臓である魔心臓が動き始め身体に魔力血が流れはじめは高熱を出すそうです そして使い方の危険な魔法使い方を教えるため発動が見えた時点で義務的に学校へ行かせなければならないのです 俺も行かされましたし」 「俺も行くのか?」 さすがにいくら綺麗だからといって20超えたおじさんが、ガキの中には入れないですよ 「いえ、そのために先輩に俺が教えてるんですよ こう見えて俺この世界では超権力者ですよ」 「ふうん、じゃあ俺も玉の輿だな」 はい?一瞬間抜けな声が出そうになったがなんとか耐え 「結婚するわけじゃあるまいし、なにいってんすか」 ほんとこの人タチ悪い 「じゃあ結婚、する?」 こっち世界で初めてみたニヤリ顔に余計焦る なにいってんこの人俺の気持ちしってんの? 冗談?ぬうう 「冗談はやめてください、ほら続けますよ」
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