夢のような現実

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「次にギルドについてですね この世界には魔物って言うのがいて、動物に凶暴でたまに魔法も使えるよバージョンですね それによる被害もかなり甚大で、それを抑えるのがギルドの役割なんです それでギルドの依頼には種類があって討伐、採取、アルバイトがあって、前二つは分かると思いますが 最後のは街中の仕事で掃除や、店番などですね それでそれぞれ仕事をすると入った時に貰えるギルドカードにポイントが換算され、依頼達成率とか、精度がいいとギルドマスターから新しいカードが貰える 違いは色なんですけど、最初は胴色、次が銀色、次が金色、最後は黒 金を超えるとそれぞれ極めたものという意味で帝の名を貰えるんです んで俺はこの三種を極めた黒カード唯一の持ち主で帝王です 厨二臭くて嫌ですけど さらにこの黒カードは全国への出入り自由、政治への発言権などなどあります」 まあ使う機会はないだろうけど 「へえ、流石じゃないか 見込んだだけある」 「なんすかそれ、初めて聞きましたよ」 むしろどこを見込んだんだよ 「実はずっと腕と冷静さを見込んで風紀に入れるつもりだったんだけどな、他のやつに反対されて計画は進まないわ、冬休み開けになれば行方不明なってるし かと思えばこんな異世界で一人で来て、お偉いさんなってるしよ」
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