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緑属性は俺は教えられないためそれを含めた魔法の練習は妖精に任せて、また夕方来ると伝えレイさんと家に戻ってきた
「今日は魔法の練習はしないのか?」
「あの庭じゃ危ないからこっちでやるだけ」
ドアを開きいつもはまっすぐ行くがそこで立ち止まり、ポケットから出した鍵に魔力を流せば目の前に現れた鍵穴に鍵を差し込む
するとさっきはなかった地下への入口が現れるのだ
「前行ってた地下ってやつか・・・
手の混んだことをしてるな」
「一応何があるか分からないからな」
人間以外はいいやつしか居ないとも思わないし、何が起こるか分かんないしな
用心に越したことはない
先輩の手を引きながら薄暗い道を降りていき、目前に来た扉を開ける
「武器、いろいろあるんだな・・・」
地下は訓練室になっていて、多種多様な武器やトレーニングマシーンも多々置いている
扉脇にある武器置き場に興味があるのかレイさんはじっくり一つ一つを手に取って持っている
その間に準備を進めていく
丁度準備が終わる頃にレイさんも見終わったのかこちらにきた
「すまん、つい面白くて夢中になってた」
少し恥ずかしいのか、若干赤くなってるレイさんに珍しいと思いながらついつい見てしまう
「っあまり見るな」
「あ、すいません、つい・・・」
更に赤くなったレイさんに可愛いと思いながらも目をそらしこれからの説明をした
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