訓練開始

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「それがサクの魔武器?」 久しぶりに振るっていたら選び終わったのか手に武器を持ったまま声をかけてきた 「そう、しばらく使ってなかったけどな レイさん刀でいいの?」 手に持ってたものにやっぱりという思った 実は先輩中学時代に剣道で全国大会出場し優勝までしてるのだ 竹刀とは違くともそれなりに使い勝手はいいだろう 「ああ、やはり日本男児たるもの刀が1番であろう」 綺麗な人が刀を持つとなんか怖い いつも間にかバッサリ殺られてそう 「先輩ほど刀が似合う人もいませんものね」 後で袴とか1式あげようかな 俺はその時レイさんを知らなくて写真でしか見たことないが 袴を来て竹刀を持つレイさんは超絶カッコいい 何やっても凄いけどあれほど胸が高なった写真はない 是非生で見たいもんだ そう思うとかなりやる気が出た 早速、別空間に閉まっていた俺の刀コレクションを全部だして一つ選ぶように言った ギルドの依頼で結構未開の地や遺跡などに行くことが多く、自然と武器はいっぱいある やはりどれも造りも輝きも素晴らしい1級品ばかりだ 今からやる先輩のやり方は既に形のある武器に血と魔力を与えることで半強制的に魔武器にする というものだ 稀に反発を起こしできないこともあるが魔力に加わり血も加えるぶん、学園での生成よりは何倍も強い魔武器が出来上がるのだ
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