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こういう時に、意外と頭のなかは静かで、
ブラとショーツがバラバラだったことを思い出す。
新年イベントで舞っていた時は、セットだったんだけど、今日はのんびり家で過ごす予定だったから、手を抜いてた。
もう、いいけど。
首筋にミヤの吐息がかかって、ミヤの唇が、耳下にあたる。
思わず、よける。
その反応をミヤが見逃すことはなく、首回りを執拗にもてあそぶ。
それを我慢してると、ミヤの両手が突然、自分の胸の上に直接当てられていることに気づく。
息をのむ。
ゆったりと胸のあたりから、生地が広がる宮服を以前、スモックだと笑って言ったことが思い出される。
スモック様式は簡単に脱ぎ着ができることに、今さら気づいた。
この服の本当の目的に気づく。
思わず、ミヤの両手を剥がそうとすると、
「リー」
怒られる。
諦めて、されるがままに両胸を揉まれる。
乳房の下部から、持ち上げるように揉み上げられた後は、小麦粉からグルテンに変化させるように全体に揉み上げられていく。
いつもなら、冗談でエッチなマッサージだと笑うのだが、さきほどのミヤの声で、遊んでいないことがわかる。
ミヤの舌が、リーナのデコルテ、鎖骨のラインをなぞる。
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