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自分の息があがってきていることに、気づいていたが、気づきたくなかったし、ミヤに気づかれたくなかった。
イヤだ、と言って、やめてもらえないことはもう、わかっている。
ミヤの親指と人差し指で、乳首をつまみ始めると、我慢していた声が、出る。
聞こえたミヤが、満足そうに小さく笑う。
「気持ち、いい?」
ミヤが尋ねる。
何も答えたくない。
沈黙は肯定だよね、とつがいだけの会話でミヤが呟く。
それを否定できない。
もう、止めよ?と、つがいだけの会話で返すが、無視され、ミヤの頭が胸の位置に移動して、人差し指と親指でつまんでいたものを、舌で舐めはじめる。
奥宮として振る舞うから、と訴える。
演技は無理でしょ、と返される。
ミヤの両手が、胸からウエストラインを撫で、下へと移動する。
ミヤの右手は太ももを撫で、膝までくると、ためらいもなく、スカートのなかに入ってくる。
慌てて、スカートの裾を押さえようとするが、胸の位置にミヤの頭があって、届かない。
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