否定

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否定

両親がたまたまリビングで寛いでいたある日の事、私は、自分が障害のことについて、話しました。 両親に障害の事を詳しく知りたいから、病院に行きたいと、伝えると、母は「何で今、そんな事言うの!」と、困惑した顔で言われ、父は、静かな声で、「そんな事あるわけない」と私の考えを否定しました。 すぐに受け入れてもらえないだろうなとは、思っていましたが、とても、悲しくなりました。 自分自身が否定されているような気持ちになって、私は、その場から逃げ出しました。 自室に逃げると、ベッドに横になり、枕に伏せ、思いっきり泣きました。 暫く泣いているとだんだん気持ちが落ち着いてきました。
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