第一話

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「・・うん、いい子たちだね」 ちゃんと言うこと聞かないとこの人みたいになるからね。と 言って誰かを呼んだ。 「説明するのにどんだけ時間かかってるですか」 「ははっ、ごめんね。中々話聞いてくれなくてね」 「それなら、この方の様に始末すればよろしいでしょう?」 そう言った長身の謎の男がドサッと投げ捨てた。 「もう!出雲はいつもそうやってすぐ殺すんだからー」 出雲と呼ばれた長身の男が投げ捨てたのは 紛れもなく俺たちの担任の先生だった。 「キャー!!!先生!!」「あれ担任じゃん!血まみれじゃねか!!」 「俺たちもあんな風にされちまうのかよ!」「そんなの嫌よ!」 先生が殺されたのを見て周りがまた騒ぎ始めた。 嫌な予感がする。早くみんなを落ち着かせないと。 「おい、みんな少し静かに・・!」 バンッ! 俺がみんなを止めるにはいる前に銃声が響いた。 「静かにしろって言ってんだろ。」 音のした方を向くとそこには拳銃を持った狐面の男。 拳銃からはわずかに煙が出ていた。 つまり発砲したということだ。
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