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「・・うん、いい子たちだね」
ちゃんと言うこと聞かないとこの人みたいになるからね。と
言って誰かを呼んだ。
「説明するのにどんだけ時間かかってるですか」
「ははっ、ごめんね。中々話聞いてくれなくてね」
「それなら、この方の様に始末すればよろしいでしょう?」
そう言った長身の謎の男がドサッと投げ捨てた。
「もう!出雲はいつもそうやってすぐ殺すんだからー」
出雲と呼ばれた長身の男が投げ捨てたのは
紛れもなく俺たちの担任の先生だった。
「キャー!!!先生!!」「あれ担任じゃん!血まみれじゃねか!!」
「俺たちもあんな風にされちまうのかよ!」「そんなの嫌よ!」
先生が殺されたのを見て周りがまた騒ぎ始めた。
嫌な予感がする。早くみんなを落ち着かせないと。
「おい、みんな少し静かに・・!」 バンッ!
俺がみんなを止めるにはいる前に銃声が響いた。
「静かにしろって言ってんだろ。」
音のした方を向くとそこには拳銃を持った狐面の男。
拳銃からはわずかに煙が出ていた。
つまり発砲したということだ。
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