第一話

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「マジかよ・・嫌な予感、的中かよ」 さっきまで騒いでいたクラスメイト達がみんな撃たれてる。 「あーあ。うるさいから撃っちゃったじゃん!」 面で表情は見えないが、少し拗ねたように話している。 「蒼空さまも結局、殺しちゃってるんじゃないですか」 人のこと言えないですよ?とクスクス笑いながら。 「しょーがないでしょ?言うこと聞かないやつが悪い」 こいつらマジで何者なんだ。 さも当然のように笑いながらこんなことを・・。 「おい、あんたらの目的は何なんだ?」 「おっと、説明するのを忘れてたね!」 くるっと振り向いて軽やかに教壇の前に立った。 「これからみんなにはゲームをしてもらおうと思う」 「は?ゲーム?」 「そ!ゲーム!でもただのゲームじゃないよ?」 簡単に言うと脱出ゲーム。学校中に色んな仕掛けをしといた。 その仕掛けを解いて屋上に出られれば君たちの勝ち。 「学校中に仕掛けたって・・そんな勝手に・・。」 「それは大丈夫だよ!元々ここは僕の家の敷地内だし?」 だから僕が何をしようと自由だよ。
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