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九章 監獄の赤い燭
暗闇でみる鮮やかな焔に胸を躍らせたことはないか?
もしそうなら…
お前にもその素質があるってことだ…
燃え盛る赤
揺らめく灼熱の燭
今宵はお前と楽しむことにしよう
甘い甘い時──
緩やかにしなるお前の背中に堪らぬ疼きと激しい痛み
なに…
直にすべてが快楽に変わる……
お前は自ら欲するだろう
“もっと
痛みを与えてくれ”と…
†監獄の赤い燭†
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