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「ハァハァ、やった・・・のか?」
少しの沈黙があった後一気に歓声が上がった
「おめでとう、この勝利は4人のものだ」
「エギル・・・」
「なんでだよ!!」
「ゑ?」
「なんでキバオウさんを見捨てたんだ!」
「見捨てたってお前」
めんど臭いやつが出てきたな
「この3人もベーターだろ!!
他にもいるんじゃねぇのか!?」
やるしかないな
「ふふふふ」
「なんだ!?」
「あははははははは!!
あー面白い、こんな箱庭で遊んでるのがな
俺はベーターだから色んなことを知っている
情報屋のネズミよりな!
だがこいつらは全く違う、ただの初心者だ
だけどこいつらは元々上手かったからなこんなに動けるんだ!
まぁボスの武器が変わっていたのはびっくりしたが
危険な時は俺が指示するって言ったのに聞かなかったのはどこのどいつだ?
そんなのはバカしかいない!」
「やり過ぎたヒュウガ」
「最後に一つ言っておこう俺は普通のベーターと違う!」
「お前それチーターだろ!!」
「そうだそうだ!」
「ベーターでチーター、だからビーターだ!」
「ビーターねぇ、いいじゃん
もう俺とあいつらで比べんなよ俺はビーターだ!
第2層はアクティベートしといてやる
初めて見る敵に殺される覚悟がある奴はついてきな」
俺はLAボーナスのコート・オブ・アクアナイトを装備して2層へ伸びる階段を登っていった
途中で・・・
「「「ヒュウガ(君)」」」
「皆」
「2人から伝言預かっているよ」
「ん?」
誰だ?
「1人目はエギルさんから「また一緒にボス戦やろうぜ」だって
で2人目はディアベルさんから「汚れ役を買ってくれてありがとう」だって」
「ありがとうアスナ、で皆はこれからどうするんだ?」
「どうするんだって・・・」
「一緒に行くに決まってるでしょ!ヒュウガ」
「ユウキ、抱きつかないでくれ」
「はははは、ごめん」
「だってヒュウガからボクのお姉ちゃんの匂いがするんだもん」
「お姉ちゃん?」
「それは・・・今は話したくない」
「ごめんユウキ」
「大丈夫だよ」
「じゃ2層に行こうか」
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