ソードアートオンライン 流麗の剣士

第1話 始まり

「おい、和人早くしねぇと始まっちまうぜ」
「分かってるよ、日向。もう直ぐ終わるから」
よう、俺は折塚日向。体は女、精神は男・・・
まぁ精神同一性障害だな。
それで隣にいるのが桐ヶ谷和人、ひょんなことで仲良くなったやつだ。
「お前のプレイヤーネームはキリトで良いんだよな」
「ああ、日向は・・・」
「俺はヒュウガだな」
「分かった」
2022年5月10日から始まるソードアートオンラインに俺たちは入るんだが・・・それがデスゲームの始まりとは思わなかった。

「「リンクスタート！」」
「ここが、ソードアートオンライン」
早速自分の武器を買おうとしたんだけど
「おーい、お前ベータテスターだろ？」
「あ、ああそうだけど」
「俺、VR初めてなんだ、教えてくれねぇか？」
「まぁ良いけど」
「よっしゃ、俺はクラインだ、お前は・・・「ヒュウガだ」ヒュウガかよろしくな」
気軽に話しかけて来たのはクライン。不似合いなバンダナを巻いた武士・・・みたいな？
慣れ親しい奴だ
今は第1層始まりの町の直ぐ外にいる
「うぉりぁぁぁぁぁ」
「おいおいそんなに突っ込むと・・・」
「ホベッ」
「やっぱり・・・」